かぼちゃたべたい

テイルズオブへの好きが滾ってつくったブログ 更新とっても気まぐれに色々な話をします 普段はツイッターにいます 最推しはスタンエルロンくん

ザレイズ ミクトラン攻略戦 天上の暴君 シナリオ後半に満たされた話

シナリオ後半までを読んだ感想です。

前半を読んでの感想記事はこちら

 


攻略完了まで張り付いて後半読みました。 まじで攻略完了した瞬間に読めた。えっオタク気持ち悪い(自覚)


シナリオ、良かったとても良かった・・・・・・

 


神の眼がないミクトランが最後の足掻きでルーティを人質に取ろうとしたりリオンに揺さぶりをかけようとしたの一気に小物くさくなって草の感情でした あいつは本当に絶許なのでとてもざまあですわ〜〜〜!!!


ルーティがふいをつかれようとしたその時にスタンがしっかりと守ったのかっこよかった、 シナリオ読んで作品まるっと好きな思いに満たされた後からじわじわときた、スタンの、ルーティには指一本触れさせないってセリフがルーティへの想いがでかくて私の癖に深々と刺さったんだけどこういうセリフってドストレートでスタンじゃないと言えないセリフだと思うし、 ちょっとクサイようなこの言葉選びも本人の本気の意志も乗っかっ てかっこよく聞こえるのがスタンなんだよねえ!!

 


リオンと約束したことはもちろんだけど、 そんなものはなくても最初からルーティもリオンも絶対に守るとい う決意は言葉にしなくてももっていると信頼できるのが我らの推しスタン・エルロンだよ


それでも、 リオンと約束した想いを尊重する気持ちもあって口をついて約束したんだという言葉が出たのかもしれないな・・・ と思うと大切なひとのためには力を発揮できるスタンエルロンの人間性が滲み出るセリフで、ああ、好きだな・・・ と私はまだ引き摺っています

あのセリフを言われたスタンにさすがにルーティもどきっとしたんじゃないかなと思うのだよ〜〜〜 あとからふいにスタンの言葉を思い出してむずがゆく照れが湧きでるルーティさんはいるでしょう?!?!(※妄想です)


そんなことを考えた流れでDJCD版の今井さん脚本ドラマの決戦 前夜にスタンに言われた言葉をクサイと言いつつ内心かっこよかっ たな嬉しかったなと思うあの可愛らしいルーティを思い出して悶えてしまった・・・ DJCDのスタルーはいちゃいちゃしていていいよね・・・

 


ザレイズでは神の眼がないのでミクトランを討ったあとにソーディアンたちとの別れのない世界であることが原作と大きく違って、それがザレイズならではの希望であり原作の良さに対する惜しさでもあるので 、それがどういう風に描かれるのか後半に期待をしていた部分でした。


原作ではディムロスたちが残してくれた世界をよくしていこうというスタン達の想いで締めるラストが「スタン・ エルロンが主人公であるテイルズオブデスティニーの物語」 として心に残るものだったので、 ソーディアンとマスターが一緒に帰還を果たせたのはスタンが主役ではないザレイズにおいてはちょうどいい着地点だったのかなと思います。
ちょうどいいというのはちゃんと別の部分もあって、 助けた人々の顔を見たスタンが、まだ何も解決できていない、 これからいい世界を作っていかなくちゃというセリフがスクショを額装して家宝にしたいくらい好きなんだわ

一人一人ができることをやって、 みんなの力を合わせていい世界を作っていく。
これこそ、原作のスタンが旅を通して、 出会いと別れを経験してたどり着いた答えじゃないですか・・・。
これをザレイズ世界での経験を経たスタンに言わせるまでの流れが きちんと説得力があって単なる原作を意識させるものではない表現が好きだ・・・。 その会話を交わしたのが同じように世界のこれからを考えるウッドロウさまであることもよかったし、 リメDのEDを思い出して感極まってしまう
鏡映点であっても今の自分がいるこの世界をよくしていこう、 という考えは手の届く大切な人たちを幸せにしたいというスタンらしくてとても好き。
さらっと言ってるけど異世界にきてこう言えるスタンのこの人間性が私は大好きなんだ!!

 

 

シナリオの締め、もう?! もはやルーティにリオンの言葉で血縁について伝える展開もうくるウッソ?!?!て急展開にドキドキしたんですが、 そっかあはっきりとは描かれないのかあ・・・!! というこの感じ、 以前の夜空にきらめく花火の時のスタンとルーティが一緒に花火を見たときのふたりの会話が描かれなかった時の余韻に似てるなと思いました。当人たちしか知らない会話だけれど、 きっとうまくいってるって感じ取れるような余韻・・・好きだな・・・
夜空にきらめく花火のお話も、 この天上の暴君に繋がるまでの通過点で大切なものなので、 それを思い出したことがまた良いなと思いました・・・。

 


ルーティがヒューゴが父である事実に感情が目に見えて乱れることがなかったのは、 急な開示や具現化時点でのヒューゴとの関わり具合とか、あとは自分が知るまでに原作の経験をなぞらえなかった事とリオンが傍で生きていることで心持ちが違ったのだろうなとは思う。
それでもあの戦いのあとに落ち着いて、 存在していた自分の家族である父のことを全く考えないことはない だろうし、リオンと話した中で話題には挙がったのだろうと思う。
シゼルお母さんの前例があったうちは父としてのヒューゴの参戦を期待していたのですが、今回のシナリオできっと難しいだろうなと思って悲しいんだけど生きたリオンとルーティが真実を知れたことがまだ救いではあったのかな・・・これがデスティニーにおける大きな原作ifだよなあ、ここまで実現するのに長かったなあ・・・小出しに丁寧に描かれたおかげで性急と違和感を感じることもなく、むしろ攻略戦シナリオ読後はザレイズ世界線も好きだし改めてTOD原作媒体を吸収し直したくなる晴れやかな好きの思いでいっぱいになりました。


それはきっと、「原作がこうだったら良かった」のではなくて、「これが見られたら嬉しかった」をやってくれたのが良かったと思ってます。原作が魅力的で、原作があるから映える良さ。
原作外伝感覚でああ、好きだなザレイズのテイルズオブデスティニー

 

ザレイズ世界でなら、リオンもいてソーディアンのいる未来が私は見てみたい、 賑やかなデスティニーパーティを見たいとずっと思っているのですが、私が願っていたものは、リオンとスタンやルーティたちが言えなかった知れなかったことの壁をなくして手を取り合ったここからスタートなのだから、これから見られるのではないかという期待が募ってしまった!ザレイズのテイルズオブデスティニーやっと始まったな!!嬉しい!!
リオンなんて色々明るみに出て自分の弱さをさらけ出したら開き直ったかのようにちゃんとスタンを頼るし自分が選んだ未来に進み始めたじゃん!それも急な距離感の変化ではなくて少しずつ素直になっているのが良い!それを受け止めてこれまでと変わらない仲間たちもすごくいい!!
今度は賑やかなはっちゃけイベントが見たいな、 ソーディアンたちも含めて全員一気に喋ったらめちゃくちゃうるさそう 愛しい


原作あってこその素晴らしいシナリオの相乗効果でテイルズオブデスティニーが大好きと思う気持ちがまた募った。こんなにも夢中になれる作品があって幸せ・・・。きっとまだまだ好きになるよ。楽しみ。ありがとう。

 


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これは攻略戦前半を読んで、笑顔で帰還してほしいし笑顔の未来が見たいという思いで描いたスタルーリオ。
後半を読む前でしたが、こんな3人も見られる日がくるかもしれないという着地点で嬉しかったな〜!!